ヨッツメのブログ

外国語についていろいろと、特に英語について書いていきます。

scientists years


News in Levels の記事に、

Galaxies Meet --- level 3 - News in Levels

https://www.newsinlevels.com/products/galaxies-meet-level-3/


このような表現があった。


It takes scientists years to study ...


scientists years のイメージが思い浮か
ばなかった。何となく面白い言葉だと
思ってしまった。


この it takes 時間 to 不定詞、という
構文は、時間がかかることを表現する
ときに使われる。
この scientists years は何年もかかる、
ということだと思うのだが、熟語の
ようなものなのかもしれない、と思い
調べることにした。


すぐに気づいたのは、熟語のようなもの
ではないということである。
雰囲気は分かるので、推測すると、
「科学者が集まっても何年もかかる」
といった感じになる。


scientists years を含む文を引用すると、

It takes scientists years to study the complex images taken by the Hubble Space Telescope, which has been taking pictures of space since it launched in 1990.


となり、


「研究者が集まっても何年もかかるのは、
ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された
複雑な写真の分析である。ハッブル宇宙
望遠鏡は 1990 年に打ち上げられてから
ずっと宇宙空間の写真の撮影を続けて
いる。」


といったイメージで読むことになる。


scientists years の意味は調べても、
はっきりしたことは、分からなかった。


文をよく見ると、
it takes 人 時間 to 不定詞
であることに気づいた。この構文を調べ
ているうちに、この構文のことを
すっかり忘れていたことに気づいた。
意味は、「to 不定詞のことは人に時間
を必要とする。」から、「人は〜する
のに時間がかかる。」となる。


この場合の take は SVOO という文型に
なるため、人は目的格になる。


scientists years は OO に当たるという
ことが分かった。


解釈を誤ってしまったものの、何とか
その誤りを正すことはできた。


    []   []   []


この記事の話題は最近のものではない
ようだ。動画に関しては 9 年前のもの
である。


地球から 2 億光年離れた宇宙のことが
話柄となっている。光の速さで 2 億年
かかるのだから、宇宙は広いと改めて
思うことになった。
銀河が銀河集団の中を通り抜けるところ
を撮影することができたということだが、
宇宙の自然現象のひとつなのだろう、
他の場所でも似たようなことが起きて
いるのかもしれない。想像もつかない
ようないろいろなことが起きているの
だろう、などと考えると少しばかり楽し
くなってくる。
2 億光年離れた場所に今はまだ人間は
もちろん、何であろうと重さのある
ものは行くことはできないと思うのだが、

その場所の写真は撮影できてしまう。
不思議なことだと思う。
科学技術は凄いということなのだが、
何となく不気味なことのようにも思えて
きた。

宇宙の写真を見て似たようなことを
思った。綺麗で凄いものもあれば、
不気味な感じのものもある。
偏らないようにバランスをとっている
ということなのか、そのようなことも
気になった。

大変であったものの、少し楽しめた。

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