ヨッツメのブログ

外国語についていろいろと、特に英語について書いていきます。

have a feeling that ...:: ムーラン・ド・ラ・ギャレットの小犬: その 2

前回と同じ News in Levels の記事でもうひとつ気になったもの。

News in Levels の記事に、

A dog in Picasso’s painting --- level 3 - News in Levels

https://www.newsinlevels.com/products/a-dog-in-picassos-painting-level-3/


以下の表現があった。

  1. a patch of dark paint
  2. have a strong feeling that ...
  3. liken the dog to a lingering ghost
  4. look closely enough
  5. Le Moulin de la Galette


have a strong feeling that ...


この表現の中で特に注目したのが、
feeling
の後に、that が続いているということ
である。


この場合も、見慣れた単語ばかりである
ため、辞書で調べようとは思わないもの
である。


have a strong feeling that ...
あるいは、
have the strong feeling that ...
を見て、イメージはできそうである。
「... という強い感情を持つ」や、
「... という強い気持ちを持つ」
などといったイメージである。
そして、そのまま読み進めても、大きく
内容がズレることもない。


そうなると、調べることには
つながらない。調べられにくい表現と
言えそうである。見かけても、
放っておかれてしまう、見逃されて
しまうといった感じのする、別な意味で
厄介な表現である。


教えてもらうか、たまたま調べること
にでもならない限り熟語であることには
気づかないのである。


辞書を調べると、意外なことだと思うの
だが、熟語のような扱いになっている。


オンライン英語辞書の
Cambridge Dictionary によると、

HAVE A/THE FEELING | English meaning - Cambridge Dictionary

https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/have-a-the-feeling


have a/the feeling

idiom

to think or believe something, usually based on a guess or on your emotions:


とある。意味は、


「想像や感情にもとづいて、
考える、信じる」


となる。


ロングマンのオンライン辞書によると、

have/get the feeling (that) | meaning of have/get the feeling (that) in Longman Dictionary of Contemporary English | LDOCE

https://www.ldoceonline.com/dictionary/have-get-the-feeling-that


have/get the feeling (that)

to think that something is probably true, or will probably happen


とある。意味は、


「何かは恐らく正しい、あるいは
何かがたぶん起こるだろう、と考える」


となる。どちらの意味も、


「〜のような気がする、
〜という予感がする」


と訳すことができる。


引用した箇所を含む文章は、

Julie Barten, senior paintings conservator at the Guggenheim Museum in New York, said that she had always had a strong feeling that there was something under there.


となる。


「Julie Barten は、ニューヨークに
あるグッゲンハイム美術館の
上級絵画保存修復士で、その下に何か
あるという強い予感が常にあったと
述べた。」


と訳すことになった。


   []   []   []


少し調べると、注目度が高いことが
分かる。多くの方々が
have a feeling that ...
have the feeling that ...
について、まとめられているのである。


この表現を知ってほしい、是非とも
伝えたい、ということなのだと思う。


繰り返しになるが、教えてもらったり、
偶然調べることにならないと、この
熟語の存在を知る機会はないと言える。
そのためたくさんの方々が記事に
しているのだと思った。


以下のウェブサイトで私は教わったよう
な気がする。

I have a feeling:~な気がする、~の予感がする | YOSHI のネイティブフレーズ

https://native-phrase-blog.com/11289749118/


当時はメールマガジンで読んだのだと
思う。


訳はいろいろとできるので、文章に
よって変わることになる。


また、文章によっては他の意味に
なることもある。まずは、
「〜のような気がする、
〜という予感がする」
としてみて合わないようであれば、
そのときに考えるといった感じで
いいだろう。


   []   []   []


今回のブログでは、feeling の後に
that 節が続いていることに注目した。


前置詞が続く場合も注目することがある。


また、feelings と複数形のときや
feeling と無冠詞のときも注意する
ことがある。


とまあいろいろあるのだが、まずは、
ピカソの絵を思い浮かべて、何か
この下に隠されているという
強い予感が常にあった、と美術館の
専門家の方が言っていたことを
連想することで
have a feeling that ...
のイメージを掴むことができると
いいのではないだろうか、などと
と思った。


そして、例文も豊富である。多くの
方々が訳されている。一旦気がついて
しまうと身につけやすい表現とも
思えた。

大変であった。
もう少しいい書き方をするのが望ましい、と
思うのだが、できない。
今はできない、ということにしたい。

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