following a fire at ...
前回と同じ News in Levels の記事でもうひとつ気になったもの。
News in Levels の記事に、
New Zealand hostel fire --- level 3 - News in Levels
https://www.newsinlevels.com/products/new-zealand-hostel-fire-level-3/
このような表現があった。
following a fire at ...
following も a fire も at も見慣れた
単語である。前回のブログのときには、
何となく分かった気になり、読み飛ばし
ていたようである。
よく見ると、よく見なくても分かる人に
はすぐ分かることではあるのだが、
following の位置が見慣れないもので
あることに気づいた。
先の箇所を含む文章を引用すると、
At least six people have lost their lives following a fire at the Loafers Lodge hostel in Wellington, New Zealand.
となる。
しばらく眺めても、修飾関係が見えて
こない。
形容詞ではなさそうだということは、
分かる。
分詞構文なのだろうか、...。
動名詞なのだろうか、...。
などとしばらく考えたところで、調べる
ことにした。
ロングマンのオンライン辞書によると、
following | meaning of following in Longman Dictionary of Contemporary English | LDOCE
https://www.ldoceonline.com/dictionary/following
following3
preposition
after an event or as a result of it OPP before
とあった。意味は、前置詞で、
「ある出来事の後で、ある出来事の結果
として」
となる。前置詞の after と同じものと
考えていいようだ。反意語は before
であることからも after としていい
だろう。
引用した文章は、
「ニュージーランドのウェリントンに
ある Loafers Lodge ホステル (簡易
宿泊施設) の火災で少なくとも 6 名の
命が失われた。」
といった意味になる。
[] [] []
ウェブサイトには犯人が捕まったという
記事がいくつかあった。
ガーディアンに、
Man arrested and charged with arson after fatal Wellington hostel fire | New Zealand | The Guardian
https://www.theguardian.com/world/2023/may/18/new-zealand-police-to-begin-removing-bodies-from-wellington-hostel-two-days-after-fire
とある。見出しは、
「ウェリントンの死者を伴うホステル
火災の後、放火の容疑で男が逮捕、
起訴された。」
といった意味になる。
[] [] []
まずは、放火の罪から始まり現場の状況
を加味しながら罪が加わっていくよう
である。
死傷者数および名前はまだ公表されて
いない。
建物に話柄は移る。ニュージーランドで
最も弱い立場にある人が利用する宿泊
施設の基準に及び、ニュージーランド
首相が住宅大臣に基準の見直しの検討を
要請する。
消防の話しになる。消防の現状がどれ
ほどひどいものであるかが分かる。
最後に火災のあった建物の責任者の
話しになる。最近の定期的な安全検査で
は問題はなかった、とのことである。
[] [] []
犯人が捕まったことで安心できるところ
もあるのだが、火災を通して問題が
いくつか明らかになった、とも言えそう
である。火災がなければ、問題もない
ことになるわけで、ないほうがいいの
だが、ないと隠されたままで、明るみに
出ないことがある、ということでもある。
どこの国でもこういった面があるのかも
しれない。
同じことを繰り返さないために、社会は
変わる必要がある。理想は犯罪をしたく
なることがない社会だろう。
そのような社会は実現できない、空想で
戯言だ、ということになると、犯罪が
あるのは仕方のないこと、あって当然
ということになる。
難しいことになってしまった。
他にもっといい方法があるのだろうが
思いつかなかった。
大変であった。いつものことではある。
今はまだ、続けることができるかどうか、
といった段階である。
何とか続くことにはなった。
rip